Centos5でSQLiteを使うには
【前知識】
CENTOS5の初期状態ではSQLiteはインストールされてあるが、PHPからは使えない状態にある。
SQLiteはPHP Data Object (pdo)クラスよりアクセスするのが最近の正しいお作法。
●【PDOのインストール】
centos標準のPHP5.1は、PDOが有効になっていない。
拡張モジュール(pdo.so)をインストールすることにする。
[方法]
pecl install pdo
Php.iniに extension=pdo.so を追加すること。
メモ:今後は、C言語でかかれた拡張モジュールはPECLで提供されるようになるらしい。
windowsのDLLの考え方とおなじだ。PECLはコンパイル、リンクを自動で行ってくれる。
●【php<–>SQLiteの接続プログラムのインストール】
SQLiteにはVER2、VER3がある。
PDO経由だと両方にアクセスできるが、V2用はV3へ移行するためにあるだけなので、機能縮小版になっている。
●旧バージョンであるV2用(SQLite.so)
(インストールしなくてもよい。)
pecl install SQLite でできるはずなのだが、MAKEエラーがでる。
どうしてもSQLite.soが必要な場合は次URLを参照。
http://blog.plastik.jp/archives/44
とても面倒だったので、おすすめしない。
Php.iniに extension=sqlite.so を追加すること。
●PDO経由のV2,3用(PDO_SQLite.so)
pecl install pdo_sqlite
Php.iniに extension=pdo_sqlite.so を追加すること。
メモ
PHP -m をターミナルから実行すれば、現在のモジュールが確認できる。
PDOとPDO_SQLITEが入っていればOK